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ヤフージャパン、イーブックイニシアティブジャパンへTOB及び第三者割当増資を実施

電子書籍の販売のイーブックイニシアティブジャパン(以下、イーブック)は6月9日、ヤフージャパンによるTOB及び第三者割当増資を実施すると発表した。ヤフージャパンは、第三者割当増資と組み合わせることで、イーブックの連結子会社化を目的とするが、イーブックスの東証一部における上場は維持される方針。

    

ヤフージャパンは、2003年9月にPC専用の「Yahoo!コミック」を電子書籍サービスとして開始している。2011年11月には「Yahoo!ブックストア」に名称変更し、総合電子書店としてリニューアルするとともに、スマートフォンやタブレット端末等マルチデバイス対応を行っている。また、電子書籍業界において販売促進策として広く行わ れている電子コミックの冒頭巻の無料提供を2012年5月に業界に先駆けて開始し、講談社の出版する女性コミック雑誌6誌において連載されている人気作品のほか、過去の名作や人気作品の冒頭巻無料なども提供する「女子コミ!」、月額定額制で2万冊以上の電子書籍を提供する「読み放題」サービスなど積極的な事業展開に取り組んでいる。その他にも、2014年3月より電子書籍サービスを展開している株式会社パピレスと提携し、女性ユーザーの多い「Renta!」との相互誘導を行うなど、近時は女性向けの施策を中心として事業を拡大している。

一方で、イーブックは、2001年よりコミックを中心に小説、雑誌、ビジネス書等の幅広い品揃えを有す る電子書店「eBookJapan」を運営しているが、国内市場における盤石な体制と競争優位を築くことが急務となっており、女性や未だ電子書籍の購入・閲読経験がない層を惹きつけるための積極的な事業投資が不可欠と判断し、2015年12月にヤフージャパンに対して資本業務提携の検討の打診を行ったとのこと。

今回の資本業務提携により、作者・出版社との良好なリ レーションを有し、男性ユーザーによる購入比率が全体の過半を占めるイーブックと、 WEBマーケティングノウハウを有し、女性ユーザーによる購入比率が全体の過半を占めるヤフージャパンが同一グループとなり、既存ユーザー層へのさらなる利便性の向上、及び新規ユーザー層の取り込み強化に取り組 み、競合他社と差別化されたサービス提案の実現を目指す。

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