
コロプラは今回の買収には以下3つの相互補完的なメリットがあるとしている。
①開発リソースの増強による事業拡大
創業以来様々なジャンルのゲームソフトウェアやモバイルコンテンツの開発実績を有するエイティングを完全子会社とすることで、コロプラグループとして幅広い分野での開発リソースの増強を図ることができ、当社の掲げるポートフォリオ戦略をより一層推し進めることが可能となる。
②コスト削減による経営の効率化
エイティングは、コロプラグループ共通のインフラ・ツールの利用による業務の効率化や上場維持費用の削減が可能となる等、経営の効率化を図ることができる。
③財務基盤の強化・信頼性の向上
エイティングはこれまで、資金調達手段の多様化、信用力や知名度の向上を図ってきたが、東京証券取引所市場第一部上場企業であるコロプラの完全子会社となることにより、エイティングの財務基盤がより一層強化されるとともに、顧客及び取引先からの信用力の向上が図れる。
なお、第一回と第二回の買付け価格が異なる理由としてコロプラは、当社が別の相手方との間で異なる目的をもって行った交渉を経て決められた価格であること、また第一回公開買付け応募予定株主が、その大株主(株式所有割合の合計:68.19%)としての立場に鑑み、エイティングの更なる成長のためには、当社との一体経営を実現することが有用であるとの考えのもと、他の株主の皆様はエイティングの株主として地位を失うこととなることにも十分に配慮した上で、了解したことによるものとしている。